HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2025年度『派遣』

  • 氏名:N.I. [ 日本 ]

  • 受入期間:2025年09月02日 ~ 2026年07月12日
  • 受入大学:キール大学
  • 在籍大学:兵庫県立大学


留学のきっかけ、目的

小さい頃から旅行好きな母に連れられて色々な国に旅行にいき、その頃から日本と違う外国の景色や文化を体感することがとても好きでした。大学で交換留学をしたいという気持ちは元々ありましたが、明確なきっかけとなったのはカリキュラムの一環で行われたフィリピンへの語学留学を通して得た体験でした。約1ヶ月間という短い期間でしたが、これまでのどの海外旅行よりも長く、日本以外の土地で初めて身の回りを全て自分で管理しなければならないという状況で、より感覚を研ぎ澄ませて日々を過ごせたように思います。
その中で、たくさんの日本との「違い」を発見しました。空気の匂い、食べ物、水道水、道路を走る車、人々の距離感、そんな大小様々なところに見える違い、文化の違いが国や地域ごとに異なる「常識」や「普通」をもたらしていることに気がつきました。そして、それは現地に赴いて生活してみなければ気がつけなかったことだと思います。
グローバル化が進んだ現代では、外国にビジネスの機会を見出すことがさらなる企業の発展、しいては、足りない部分を互いに補い合い、世界をより良くするための大きな要素であると思います。
国ごとに抱えている問題は違い、「日本にあってこの国には足りていないもの」が必ずあります。その需要を的確に捉え、確かな技術とその国の文化や背景への理解を携えて進出することが重要です。しかし、日本の特に中小企業の多くは高い技術力を有しながら、海外進出の割合が低いという現状があります。
私は、留学を通して自らの視野を広げると共に国々の現状を的確に捉え、違いから需要を見出す目を養いたいと考えています。
異なる常識や文化を学び、それを日本と世界の企業をつなぐため、包括的な発展のために活かしていきたいです。

留学中の体験

留学の成果、将来の目標