HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2025年度『受入』

  • 氏名:J.P [ フィリピン ]

  • 受入期間:2025年09月10日 ~ 2026年09月01日
  • 受入大学:神戸国際大学
  • 在籍大学:トリニティ大学


留学のきっかけ、目的

I am deeply grateful and excited to be given this opportunity to study in Japan. Learning the Japanese language has long been a dream of mine. To actually live in Japan and study directly from native speakers while being immersed in their daily life, for me, is the best way to learn the language. This experience will contribute greatly to my academic growth and even more so to my personal growth. As someone who has never lived outside my home country, I am sure that there will be a lot of challenges along the way, but I am eager to face them and learn everything I can from the experience.

What makes this opportunity even more special for me is the chance to bring it all back home. When I return to Trinity University of Asia, I look forward to sharing everything that I will be picking up from this experience, not only the language, but also the admirable Japanese culture. I hope to encourage others to also explore and appreciate the beauty and diversity of Japan, and perhaps even inspire them to begin their own learning journey. For me, this experience will not only give me a chance to fulfill a personal goal, but also a chance to give something back to the community that has given so much to me.

留学中の体験

神戸国際大学での留学生としての経験は、私にとって非常に深い意味を持つ道のりであり、ここで得られた素晴らしい経験に心から感謝しています。

いつも根気強く教えてくださった日本語の先生方のおかげで、この1年間で基礎的な日本語を学ぶことができました。さらに、とても楽しみにしていた基本的な漢字も教えていただく機会に恵まれました。日々の授業や日常会話、そして特別な学校行事(スクールトリップ)を通じて、日本の文化を学んだだけでなく、クラスメイトたちの多様な背景についても理解を深めることができたのは、私にとって大きな幸せでした。

日本に滞在している間、私はたくさんの「初めて」を経験する機会に恵まれました。熱帯の国から来た私にとって、四季の移り変わりを目の当たりにすることは非常に思い出深い経験でした。日本に到着したばかりの頃、冬に向けて葉が緑から鮮やかな赤へとゆっくりと変わっていく様子を見て、とても感動したのを覚えています。また、雪が降るのを初めて見たり、スキーに初挑戦したりしたことは、私にとって本当に魔法のような瞬間でした。そして春が訪れる頃には、満開の美しい桜を見ることができました。それまでは映画や写真でしか見たことがなかった景色でした。

日本の歴史を学べたことも、非常に充実した経験となりました。留学生である私にとって、日本の歴史は最初難しく感じられましたが、先生方がとても丁寧にわかりやすく説明してくださったおかげで、授業についていくことができ、本当に楽しむことができました。特に、日本の歴史や文化を私の母国のものと結びつけて考える毎週の課題が大好きでした。そのおかげで、日本とフィリピンの類似点や相違点について、より深く考えるきっかけをもらいました。

これから行く広島への平和学習(ピースジャーニー)を、とても楽しみにしています。日本が原子爆弾の惨禍を経験した唯一の国であることを踏まえ、この旅を通じて、静かに思いを巡らせ、日本の平和への真摯な願いを深く理解したいと思っています。間違いなく、これからの人生でずっと心に残り続ける経験になるはずです。

神戸国際大学での留学生としての時間が終わりに近づくなかで、私はこの忘れられない章の残された一瞬一瞬を愛おしむように過ごしています。HUMAP奨学金がなければ、これらの経験のどれひとつとして実現することはできませんでした。この奨学金をいただけたことに心から感謝しています。奨学金のおかげで、学業面での生活が豊かになっただけでなく、生涯大切にしたいと思えるほど世界への視野を広げてくれた素晴らしい旅に出ることができました。

留学の成果、将来の目標

神戸国際大学でのHUMAPプログラムは、私のものの見方を変え、将来のキャリアに向けて多くの新しい視点を与えてくれました。日本で過ごした時間は、単に教室で学ぶこと以上の価値がありました。それは真の冒険であり、異文化への新しい見方、学びへのさらなる意欲、そして世界中に広がる新たな友情をもたらしてくれました。

この経験の中で最も意義深かったことの一つは、アジア各地から集まった仲間たちとの交流を通じて、多様な文化に触れられたことです。彼らと共に日々を過ごすことで、私のグローバルな視野が広がり、それぞれの国同士のつながりの大切さを実感するようになりました。

広島への研修旅行に参加したことは、留学生活の中でも特に心に残る経験となりました。広島は、過去の悲劇をより平和な未来への希望へと見事に昇華させた街です。この旅行を通じて、私は平和、力強さ、そして結束の大切さを深く実感しました。また、日本の強さと世界平和への貢献に対する持続的な敬意が胸に刻まれました。

上記の経験に加え、神戸での日常の暮らしは、日本文化や日本のイノベーションの価値が、どれほど大きく世界に影響を与えているかを私に気づかせてくれました。

学術面においては、神戸国際大学での時間が私の日本語能力の確固たる基礎を築いてくれました。基本的な語学力を身につけたことで、日常の生活をスムーズに送り、地域の人々と意味のある交流を持ち、日本文化の細やかなニュアンスを理解できるようになりました。現在、私はトリニティ・アジア大学の学生たちにこの知識を共有できることを、心から幸せに思っております。実体験に基づいた語学の気づきを教室に持ち込むことで、次世代の学習者に刺激を与え、文化の壁を越えて自身の視野の先へと目を向けるよう励ましています。

未来を見据え、私は個人として、また専門職として成長し続けるこの歩みを全力で継続してまいります。まずは直近の目標として日本語能力試験(JLPT)の受験と合格を目指し、空き時間を活用してさらに語学の習得に励む所存です。

日本での経験が私に与えた影響は、交換留学生としての期間が終わった後も尽きることはありません。それは私に、異文化教育と国際理解の分野で働き続ける意欲を与えてくれました。この機会を与えてくださったHUMAP、神戸国際大学、そしてトリニティ・アジア大学に心より深く感謝申し上げますとともに、今後も日本、フィリピン、そしてより広いアジア太平洋地域を結ぶ積極的な架け橋として貢献し続けたいと考えております。