HUMAP  兵庫・アジア太平洋大学間ネットワーク Hyogo University Mobility in Asia and the Pacific

2024年度『受入』

  • 氏名:Gideon James Rylander [ アメリカ ]

  • 受入期間:2024年10月01日 ~ 2025年09月30日
  • 受入大学:兵庫県立大学
  • 在籍大学:エバーグリーン州立大学


留学のきっかけ、目的

昔から異文化、外国語、そして、その何よりも異文化に住む人々に関心があります。この留学の間、私の主な目標の一つは異なる文化を持つ人々と交流することです。なぜ特に日本を選ぶのかというと、前から日本語や日本の文化を勉強していますので、もっと学びたくてもっと上手くなりたいからです。最後に、英語の先生になるという職業目標をさらに発展させるために、この留学の経験がきっと不可欠なものになると思っています。

留学中の体験

兵庫での時間が終わりに近づく中、これまでの経験や出会った友人たちについて、改めて振り返る時間を持つようになりました。
この期間中、夢にも思わなかったような体験をたくさんすることができ、数えきれないほどの素晴らしい機会に恵まれました。

ここでの生活は、私を一人の人間として、そして学び手として大きく成長させてくれました。
言語力や異文化理解も深まり、多くの国から来た人々と出会い、交流できたことは、世界をもっと広く見たい、もっといろいろなことを体験したいという気持ちを強くしてくれました。

文化の違いに戸惑うこともありましたが、同時に、「違い」こそが人間の素晴らしさであることを実感することもできました。
この貴重な経験を、これからの人生や自分の国での生活に活かしていきたいと思います。

留学の成果、将来の目標

この交換プログラムの最終月が近づくにつれ、私は非常に複雑な気持ちです。このプログラムに参加して以来、受講した授業から多くのことを学びました。特に、これまであまり馴染みのなかったビジネスに関する知識や、日本語の習得を通じて、日本語でのコミュニケーション能力に自信を持てるようになり、その背後にある文化も理解できるようになりました。この交換プログラムの期間中に、日本語能力試験N3レベルを取得し、N2レベルの合格にも自信を持っていますが、結果はまだ発表されていません。しかし、これ以上に価値ある経験の一つは、世界中から集まった素晴らしい人々とのつながりです。ほとんどの国の人々と初めて出会い、時には彼らがどの国から来たのかさえ知らないこともありました。これにより、世界中の人々に対するより深い理解と感謝の念が生まれ、これを今後も持ち続け、共有していきたいと考えています。このプログラムを離れることを考えるのは難しいですが、ここには多くの友人やつながりがあります。しかし、当面は帰国する時期が来たと考えています。ただし、戻ってこないわけでも、ここで得た経験を持ち帰らないわけでもありません。帰国後は、長期間取り組んできたGIS(地理情報システム)の修士号取得に向けた小さな研究プロジェクトを開始し、そのための準備を進めたいと考えています。この期間は、私の人生で最も楽しく、啓発的で、興奮に満ちた時期の一つでした。それを手放すのは寂しいですが、 しかし、私が今日ここにいることを可能にしてくれたプログラムや関係者の皆様に、心から感謝しています。